決算でお困りの方の駆け込み寺決算駆け込みWEB

決算駆け込みWEB > 所得税についての情報 > 所得税の計算(5)

所得税の計算(5)

前回のコラム:所得税の計算4
 

5回にわたってご紹介してきた”所得税の計算”は、今回が最終回となります。
前回は、速算表を使った所得税の計算と、求めた所得税の額から差し引けるものが二つありますよ、というところまでご紹介しました。

いったん計算した所得税から差し引けるものは、「税額控除」「源泉所得税」でしたね。

コラムではまだご紹介していない「税額控除」ですが、もしかしたら「住宅ローン控除」という言葉をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
住宅ローン控除に代表される「税額控除」は、「課税される所得」に「税率」をかけて計算した「所得税の額」から差し引くことができるものなんです。
「税額控除」については、また改めてご紹介したいと思います。

そして「源泉所得税」を差し引いたら、所得税の計算は完了となりますが、ここで実はもうひとつ税金が…

平成23年に起こった東日本大震災の復興のための施策を実施するために必要な税源を確保する目的で設けられた復興特別税です。
個人の所得税にかかる「復興特別所得税」税率は2.1%で、平成49年分まで課税されることになっています。
計算した所得税から「税額控除」を差し引いた金額の2.1%が、ここで加算されるという流れになります。

いよいよ、最後に「源泉所得税」を差し引きます。
「源泉所得税」は、ほとんどの会社員の方がお給料から差し引かれていますよね。
他にも保険等の外交員をされている方や個人で講演を行っている方等は、その報酬を受け取る際にあらかじめ源泉所得税が引かれています。
お給料や報酬を支払う人が、差し引いた金額を、税務署に納めてくれているというものなんですね。

源泉所得税は、すでに納付した所得税ということになるので、確定申告では、計算した所得税から最後にこれを差し引きます。
もしも、計算した所得税の金額より、源泉所得税の金額の方が大きい場合は、所得税を払い過ぎていることになりますよね。
この場合は確定申告をすることで、払い過ぎた分を税務署から返してもらうことができます。

いかがでしたか?全5回にわたって所得税の計算の流れを簡単にご紹介しました。
分かりやすくするために細かいところは省略していますが、それでもなかなか長い道のりですよね。

「所得控除」や「税額控除」など、所得税が安くなる規定はモレなく受けたいところですが、場合によってはいくつかの方法から、有利な規定を選んで受けるというケースも出てきます。先にご紹介した「医療費控除」と「セルフメディケーション税制」もその一つですね。
どれを選択したら所得税が一番安くなるかは、ケースバイケースなので、一度試算をしてみるのがおすすめです。
国税庁のホームページにある「確定申告書作成コーナー」なら簡単に確定申告書を作成することができるので、いくつかのパターンで作ってみてもいいかもしれません。もちろん料金はかかりません。
もし分からないことがあれば、税理士にご相談ください!

関連記事:
所得税の計算1
所得税の計算2
所得税の計算3
所得税の計算4
所得税の計算5

 

大阪の税理士 曽我部会計事務所

メールでのご相談24時間受付中
  • 元銀行員の税理士曽我部聡のブログ
  • お客様の声
  • よくあるご質問
  • 事務所概要

対応地域一覧

流れ

  • 決算についての情報

  • 法人税についての情報

  • その他の税金についての情報

  • 銀行融資についての情報

  • 消費税についての情報

  • 所得税についての情報

  • その他