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決算日の変更(1)



以前のコラムで、会社の決算日はその会社の「定款(ていかん)」

決められていて、その決算日から2ヶ月以内に、税務署へ申告しないと

いけないんですよ、ということをお伝えしました。

 

では、いったん定めた「決算日」を変更することはできないのでしょうか

そんなことはありません。思ったよりも?簡単に変更することができます。

 

例を挙げてみましょう。新しい会社を8月に設立し、その際の「定款」では

世間の大企業と同じ、3月31日を決算日にしていたとしますね。

ところが、やっぱり3~5月にかけては仕事も忙しいし

ひと段落する6~8月頃に決算の作業をしたいなあ、となったとすると、

どうすればよいのでしょうか?

 

この場合、まず会社の定款を変えないといけませんね。

定款で「3月31日」になっている決算日を、

「6月30日」に変更すれば、税務署へ申告するのは

2ヶ月後の「8月31日」が期限となります。

 

定款を変えるためには「株主総会」を開く必要があります。

株主総会で、3分の2以上の賛成があれば変更OKですが、

だいたいの中小企業は社長や社長の家族がすべての株を

持っていますので、すんなりといくことがほとんどです。

 

そうしたら、その株主総会の「議事録」を作成します。

ひな形はネットでもすぐに見つかると思います。

後は、税務署所定の「異動届出書」という書類に、

議事録を添付して提出すれば変更手続き完了です。

(都道府県や市町村へも同様の届出書を提出します)

「決算日」はいわゆる「登記事項」ではないので、

法務局での手続きは不要で、料金もかかりません。

意外と簡単でしょう?

 

ただし、実行するにあたっていくつか注意点がありますので

次回以降のコラムで書いていきますね。

ご不明な点があれば税理士にご相談ください!!

 

大阪の税理士 曽我部会計事務所