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決算と減価償却(3)



さて、前回の続きで「減価償却(げんかしょうきゃく)」のお話です。

前回は、仕事に使う資産の種類・材質・用途ごとに年数が決められている、

というところまでお話しましたね。これを「法定耐用年数」といいます

 

で、今回は中古を買った場合のお話です。

設立して間もなく、資金があまり無い会社では、

初期投資を抑えるために中古で買うことも多いですよね。

その場合、「法定耐用年数」は新築の時の年数なので、そのままは使えません。

 

では、例を挙げて説明しましょう。

わかりやすいのでまたまた建物を例にとります。

築20年の中古マンション一室を投資目的で買ったとします。

材質は鉄筋コンクリート。居住用として貸すとしたら、

法定耐用年数47年です。

 

残りの耐用年数は単純に47年-20年=27年

でいいのでしょうか・・・残念ながらダメです。。。

こんな式↓↓↓に当てはめないといけません。

(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×0.2 

 

これにさっきの中古マンションを当てはめてみると・・・

(47年-20年)+20年×0.2=31年 となります。

単純に引いたよりも若干長くなるということですね。。。

年数計算に端数が出たときは切捨と決まっています。

 

また、すでに法定耐用年数を経過している場合はどうなるのでしょうか?

築25年の木造住宅(法定耐用年数22年)とかですね。

この場合は、法定耐用年数×0.2 という式に変わります。

22年×0.2=4.4年 → 切捨で4年となります。

あと、計算式の例外として、「最低でも2年」というものがあります。

例えば7年落ちの乗用車(法定耐用年数6年)を買ったら

この場合は、6年×0.2=1.2年 → 切捨で1年、が通常の式ですが

「最低でも2年」という決まりがあるのでこの場合は2年、となります

 

いかがですか?少しややこしいお話になりましたが

ご理解いただけましたでしょうか。

(ちなみに、毎月料金を支払っているリース契約でも、

決算で減価償却が必要な場合があります)

ご不明な点がありましたらご遠慮なく税理士までお問い合わせください!!

 

 

大阪の税理士 曽我部会計事務所