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決算と減価償却(1)



会社の決算をするにあたっては経費(損金)の集計をしますが、

慣れないと理解がしづらいものに、減価償却(げんかしょうきゃく)

呼ばれる項目があります。

 

建物や機械・自動車など、高額で今後数年~数十年にわたって

使用できるものを購入した場合に使う項目なのですが・・・

この減価償却の考え方について見ていきましょう。

 

わかりやすく言うと、高額で、長期間使用するものを購入した場合には、

「買った時に全額経費になるんじゃないですよ。長いこと使うんだから、

その使える年数に分けて、ちょっとずつ経費になるんですよ」ということです。

(ちなみに車を買ったときに支払ったリサイクル料金等は、

購入金額に含めないことになっています。)

 

建物」を例にとると、あと15年持つ中古のマンション一室を会社のお金で

1500万円で購入して、それを月10万円・年間120万円で貸したとします。

(話を単純にするため、他の経費は無いものとしますね)

1500万円が買った時に全額経費になるとすると・・・

 

1年目は収入120万円-経費1500万円で1380万円の大赤字

2年目以降は毎年、収入120万円-経費0円で120万円の黒字

ということになりますが、なにか変ですよね・・・

 

それに、これですと「決算で法人税払いたくない」と思えば

決算間際に何か高額のものを買えば経費がドーンと増え、

その年の税金を払わなくて済みそうですよね?

 

ですから、このケース、価格が1500万円であと15年持つ

マンションについては今後15年間、毎年100万円ずつ

会社の経費になる、ということになります。

 

これだと毎年、収入120万円-経費100万円で、

20万円の黒字になります。こちらの方が現実的ですよね。

 

これが「減価償却」という考え方です。

もちろん、長いこと使える物は何でも減価償却するわけではないですし、

「15年」とかいう年数も、自分で勝手に決めるのではなく、

きちんと法律で決まっていますので間違えないようにしないといけません。

そのへんのところは、また次回以降のコラムでお話していくことにしますね。

 

 

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