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収益、費用計上のタイミング(4)

 

前回のコラムでは、「前払費用」についてご紹介しました。
「前払費用」は決算の時に支払いは済んでいるけど、
まだサービスを受けていないもののことで、
原則としては、サービスを受けたときに「費用」にするんでしたね。
今回は、「未払費用」をみてみましょう。

「未払費用」は、すでにサービスの提供を受けたもののうち、
決算の時に支払いがまだのもののことをいいます。
一般的には従業員の給料や電気料金等があてはまりますね。
例えば、”月末締め翌月20日払い”で給料を支払う会社だと、
5/1~31の給料は6/20に支払いますね。
これが5月末決算の会社だと、「未払費用」ということになります。
「未払費用」も原則としてサービスを受けたときに「費用」に計上するので、
「前払費用」とは逆に、5月の「費用」として計上することができます。
(ここでは原則的なお話を紹介しています)

さて、今回も少し脱線して、簿記のお話です。
「未払費用」も簿記の勘定科目として出てきます。
前回ご紹介した「前払費用」は【資産の勘定科目】でしたね。
「未払費用」は【負債の勘定科目】です。これも紛らわしいですね。
将来支払いをしなければいけない義務、といったイメージです。
先ほどの給料の会計処理はどうするのかというと、
5月末に「未払費用」という【負債の勘定科目】を計上しておき、
6/20に「未払費用」を「給料手当」等の【費用の勘定科目】に振り替えます。
「未払費用」も、こうして適正なタイミングで費用に計上できるんですね。

原則として「販管費」は支払ったときではなく
サービスを受けたときに「費用」に計上する、というのは
前回ご紹介した「前払費用」と同様に
「未払費用」にもあてはまるんですね。

決算の時に、利益が出そうだからといって、翌期の分の支払いを前倒しても
経費には入れられませんよ、というお話をしましたが、
今期の分でまだ支払っていないものなら、費用に計上してもOKです。

売上、売上原価、販管費の計上のタイミングについて
4回にわたってご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ここでは原則的なお話を紹介していますので、
詳細は税理士におたずねください!

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