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決算と青色申告(3)



もうすこし続きます。青色申告のメリットについて。

今回は、設備投資をした場合に税金が安くなるという特典です。

 

経済のニュース等で「設備投資」という言葉はよく出てきますが、

要は会社の事業で使う高額なものを購入することだと思ってください。

例えば工場の機械・デジタル複合機・ソフトウェアなどが挙げられます。

 

昨今は不景気で、なかなか企業が拡大のための設備投資を行わないので

積極的に投資をする企業を税金の面で優遇しましょう、ということですね。

(※現在のところ、平成29年3月31日までの決算において行った場合に

 優遇されることになっています)

(※大企業・大企業の子会社には適用がありませんのでご注意ください)

 

具体的には、

 ☆160万円以上の機械装置

 ☆120万円以上のデジタル複合機

 ☆70万円以上のソフトウェア

などで一定のものを新品で購入した場合に特典が受けられます。

 

特典の内容ですが、以前にお話しした減価償却が増えます。

例えば500万円の機械を購入したとすると、通常の減価償却費に

加えて、500万円×30%で150万円の減価償却費(特別償却といいます)

プラスされます。減価償却費(会社の経費)が増えるということは

その分法人税も安くなる、という流れになりますね。

(特定の機械の場合には、さらに優遇があります)

 

また、資本金が3000万円以下の中小企業であれば、

上記の「特別償却」のほか、「税額控除」という方法も選べます。

こちらの方法では、普通に計算した法人税の額から

購入した金額の最大7%を引くことができます。

(特定の機械の場合には、さらに優遇があります)

 

さきほどの機械の例で、普通に計算した法人税の額が

200万円だとすると、機械の金額500万円×7%の35万円が

「税額控除」してもらえますので、納める法人税は165万円でOK

ということになります。

 

「特別償却」と「税額控除」のどちらがお得か、というのは

いちがいには言えませんが、長い目で見ると「税額控除」の方が

なことが多いようです。

 

最近は安い料金で買える会計ソフトも増えていますし、

ちゃんと帳簿をつけている方も多いと思いますが、今回の内容では、

購入するものが特典の対象になるものなのかどうか?

「特別償却」と「税額控除」どちらが得か?など

判断に迷うところがたくさんありますので、

詳細は税理士にお問い合わせください!!

 

大阪の税理士 曽我部会計事務所