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銀行員が嫌がる「関連会社」

さて、今回のテーマは「銀行員が嫌がる『関連会社』」。

ここでいう「関連会社」は、きっちりした定義はありませんが、
 ☆親会社・子会社
 ☆社長・経営者が同じ会社
 ☆家族・親戚が株主の別会社
みたいなものの総称だと思ってください。

関連会社は、色々な目的で作られます。
例えば、別事業を立ち上げるため、事業承継のため、
消費税・法人税の節税のため・・・などなど。

では、関連会社がある、ということは銀行から見たら
どう思われるのでしょうか?

まず、わざわざ複数の会社を作るわけですから、
比較的事業の規模が大きいのかな、という印象は持ちますね。
融資の金額も伸ばせるかも!?という思いもあるでしょう。

一方、関連会社があることがマイナスに働くこともあります。
銀行員にとって、全体像がわかりにくくなってしまうからです。
例えば、関連会社同士での取引や貸付がある場合。
経営者が同じA社とB社があるとします。
融資を申し込んだのはA社。A社の決算書を見ると、
「売掛金」と「貸付金」の欄に住所が同じB社の名前が。。。

するとほぼ間違いなく「B社はどういった会社なんですか?」
「B社の決算書もいただけませんか?」と言ってくることでしょう。
社長としては「A社の融資なんだからB社は関係ないだろう!?」
と思いがちですが、銀行はそうは考えてくれません。

なぜなら、銀行は「業績・財務内容の悪い関連会社」が
あることを疑っているからです。 


実際、経験上もよくあるんですよね。A社は業績がいいけど
貸付先のB社は業績不振で債務超過だったりするケースが。

こういったケースだと、A社への融資といっても結局業績不振のB社に
資金が流れていったり、B社によってA社も共倒れに・・・という事態も
想定しないといけないのでA社への融資は消極的にならざるを得ません。

また、2・3社ぐらいならまだいいですが、関連会社が5社も10社もあると
関係性を把握するのも困難です。みなさんの想像以上に銀行員は
会社経営・経理のことがよくわかっていないものなので・・・

この場合、よほど会社側がわかるように説明してあげないと、
「よくわからないから融資はやめておこう・・・」という
結論になることもあるのです。 


もちろん、関連会社は全部ダメ、というわけではないです。
対銀行というだけで言うと・・・
 ☆貸付金・借入金は決算時にはできるだけ残さない
 ☆わかりやすいように関係図などを作っておく
 ☆連結決算を作っておく
こんなことをしてあげると銀行員は喜びますよ!!

 

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