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銀行取引のステップアップ!


さて、今回のテーマは「銀行取引のステップアップ!」です。

 

前回のコラムで銀行借入には「証書貸付」「手形貸付」

「手形割引」「当座貸越」の4種類があるとお話しましたが、

「借りやすさ」、つまり審査の通りやすさが異なります。

 

言い方を変えると、会社がレベルアップするとともに

お金の借り方もレベルアップしていく、と言えるかと思います。

 

まず、設立間もなくて決算を一度もしていない会社や、

設立後業績が伸び悩んで赤字決算の会社。

こういった会社は「日本政策金融公庫(国の銀行)」や

「信用保証協会(都道府県が保証人になってくれる)」を通じての

融資しか受けられないでしょう。形式としては「証書貸付」になります。

 

銀行としては「保証協会がOKなら貸すし、ダメなら貸さない」

というスタンスです。言い方は悪いですが、民間銀行からは

「相手にしてもらえていない」状態だと言えます。

 

次は、「手形割引」や「手形貸付」といった短期間の借入を

している状態。これらは基本的に「信用保証協会」を使わず、

無担保なので一歩前進と言えます。「手形割引」であれば

手形の銘柄(振出人)・金額の枠・金利。「手形貸付」であれば

金額・期間・金利、と交渉することが出てきます。

短期間とはいえ、銀行としては当然貸倒れ(倒産)のリスクが

ありますから「定期預金をしてくれ」とか「売上の入金をうちの

銀行にしてくれ」など様々なことを言ってくるようになります。

 

その次は、長期間の「証書貸付」をプロパー(保証協会なし)で

借りられるという状態です。不動産を購入する資金だと

その不動産を担保にできますので比較的借りやすいのですが、

仕入資金など、担保が無いものについて長期間の借入は

なかなかハードルが高いです。

 

5~6年前には「ビジネスローン」という、中小企業にも

無担保(金利は高い)で積極的に貸し出す商品が流行りましたが、

結構焦げ付きが発生しましたので。。。

売上規模1億円超ぐらいで黒字決算

会社でないと厳しいのではないでしょうか。

 

最後は「当座貸越」。これは前回お伝えしたように、

一定の金額枠を設定し、その範囲内であれば

借入・返済自由という商品ですので、

銀行としてはかなりリスクが高いです。

枠いっぱいまで借りて全く返せなくなってしまう会社も

結構見てきました・・・。これを回収する(返してもらう)となると

なかなか大変です。

不動産の担保を確保できたり、売上10億円超の優良企業

なんかが対象となってくるでしょうか。ただし、この「当座貸越」。

借入枠だけ確保してあまり使っていない(借りない)と、

「たまには使ってくださいよ~~」担当者がしつこく言ってくるので

気をつけましょう。とくに銀行が決算の3月末・9月末なんかは・・・

 

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