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銀行に「借りてくだい!」と言われるためには?



さて、今回は銀行「借りてください!」と言われるためには

どうしたらよいのか?という点についてお話をします。

 

世の中には、借りたくても借りられない(断られる)会社も多いですが、

充分に資金があり、別に借りなくても大丈夫なのに銀行に頼まれて

仕方なく付きあいでお金を借りている会社も存在します。

 

「今お金いらないよ!」と言われても

「じゃあ借りてそのまま預金に置いといていただければ・・・」

なんて無茶も言います。銀行員ですから。。。

 

昔は月末や期末(3月末と9月末)の融資残高が非常に重視されていたので、

ひどいときには1泊2日(3月31日に借りて4月1日に返してもらう)の融資

なんかも頼み込んでやっていました。

 

さすがに最近はそんなことは無くなってきていますが「借りてください」

という営業があるのは変わりません。

 

なぜかというと、営業担当者の融資目標(ノルマ)と深い関係が。

どこの銀行でも半年ごと(4~9月と10~3月)で目標の管理をしますが、

まず期首の融資残高があり、そこから行内システムに入っている

融資先各社の返済予定を差し引きます。

そうすると「半年間でこれだけ融資しないと目標が達成できない」という

金額がわかりますね。

 

この金額を、どこに、いくら貸して達成するか?と

融資先一覧を見ながら作戦を立てるわけです。

 

 

大口のA社は半年で1億円も返ってきちゃうからなんとか同額の1億円を

借りてもらおう!とか、B社は業績いいから安い金利で売り込んで5000万円

増額しよう!というふうにつぶしこんでいきます。

 

もちろん、業績の悪い会社には貸せませんから、その分は新規開拓を

2億円して埋め合わせる目標にするなどして、表を完成させます。

表が完成すると、なぜか根拠のない満足感があふれてきます(笑)

 

あとは実行に移すだけなのですが、もちろんうまくいくとは限りません。

A社へ営業に行ってみると、

「今年は資金が余り気味だから追加融資は遠慮しとこうかな・・・」

なんてことになると大変です。

1億円をどこか他のところか新規開拓して融資しないといけません。

 

そこで「そんなことおっしゃらずになんとか1億円・・・」とお願いです。

断られても次回はヒマそうな支店長を連れてったり、あの手この手で

なんとか押し込みます。。。

 

つまり、担当者に「当てにされる」ようになれば向こうから

お願いに来るわけですね。

どこに貸そうかな?という時に思い出してもらえればいいのです。

 

そのためには、少なくとも決算が黒字であることはもちろんですが、

こちらからの情報提供が必要です。

 

すぐには融資申込しない場合でも決算書ができたらすぐに持って行く。

定期的に試算表を持って行って黒字をアピールする。

いついつぐらいに設備を変えるかもしれないとさりげなく

資金需要があることを伝える。

 

そうしておけば、

「社長、そういえば設備資金がいるかもって言ってましたよね?

うちでご用意しましょうか?」と電話がかかってくるかもしれませんよ!

 

大阪の税理士 曽我部会計事務所