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休眠口座の秘密



今回のテーマは「休眠口座の秘密」です。

 

国の予算編成の時期になると、いつもニュースで

「休眠口座を国の財源として利用できないか」という議論が起こります。

 

「休眠口座」とは、なんらかの事情で長期間利用されていない口座のことです。

それを国に召し上げてしまおうとは・・・どうかなあ?と思いますが、

一方で休眠口座は銀行にとって悩みの種でもあります。

 

りそな銀行では休眠口座を無くすため「休眠口座管理手数料」なるものを

新しく作り、該当すれば毎年1,200円を引き落とし!

残高が減って引き落としできなければ自動解約します!

という非常に身勝手な?取り扱いを始めています

http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/kojin/service/hiraku/hutsu/kyumin.html

 

では、銀行にとって休眠口座は何が困るのでしょうか?

もちろん、金額の少ない口座がたくさん残ったままでは

システム負担や管理が大変!という理由もありますが、

大きな理由は「収入印紙」

そう、3万円以上の領収証に貼ったりするアレです。

 

実は銀行(信用金庫など一部を除く)は、発行している通帳一冊あたり

毎年200円(総合口座は400円)の印紙税を国に納めています。

 

お手元に通帳がある方は、一度確認してみてください。

通帳のどこかに「印紙税申告納付につき〇〇税務署承認済」という

文言が書いていると思います。

 

これは、本来であれば毎年200円の印紙を貼っていかないと

いけないのですが数が多くて大変なので税務署に「何冊発行しています!」と

自主申告してお金で印紙税を納めているということです。

 

ですから、少額の休眠口座がたくさんあると負担が馬鹿にならないんですね。

銀行としては極力減らしたい(解約してほしい)。

でも、銀行から案内を送っても住所が変わっていたり、少額なので

解約に行くのがめんどくさかったりでなかなか来てくれません。。。

 

最近では口座を作る際「通帳を発行しないタイプ」の口座を

やたらとすすめてきますね。これだと印紙は不要です。

 

余談ですが、通帳なしで口座にお金を預入れた場合の「預り証」や

「ATMの利用明細」でも銀行は印紙税を納めなくてはいけません。

私が銀行に入ったばかりのころ、自分の口座から1万円下ろそうとして

間違って10万円下ろしてしまい、9万円を戻したことがあります。

通帳なしでカードだけで。

 

そうすると次の日上司に呼び出され「200円印紙税が無駄じゃないか!」と

怒られました。知らぬこととはいえ悪いことをしました・・・(笑)

 

そんなことが他でもあってか、最近のATMはカードだけで預けようとすると

「今回お預りした金額は利用明細に表示されませんがご了承ください」と

表示されて確認ボタンを押すようになっていました。

これだと印紙税は不要です。法の抜け穴ですね。。。

 

 

 

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